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ビタミンCたっぷりのグアバの断面

古く昔から沖縄の家庭に植えられていたグアバですが、今では食されることも少なくなりました。種がむちゃくちゃ多いこと。すぐに痛むこと。グアバが熟してくると鳥や虫たちと競争です。いい香りを放つグアバは一気に競争率があがります。

昔はミカンコバエやウリミバエなどが寄生することも多かったようですが、虫たちは1986年に根絶されました。その名残か、よく一旦実をお湯で茹でてからグアバジュースを作っているのを見ます。

グアバの実に多いビタミンCは、温州みかんの約10倍、レモンの3~5倍含まれていてその殆どが還元型ビタミンCです。

また、殺菌密封20℃で6ヶ月保管してもビタミンCは安定していてグアバのビタミンCの特徴は高温、長時間の加熱処理でも極めて安定であり特に皮の付近のビタミンCは90%以上の保持率を示すというデータがあります。(鹿児島大学農学部学術報告より)